アルミケースとジュラルミンケースって違う?
2026/09/08
アルミケースとジュラルミンケースって違う?
アルミケースの知識がまだ乏しいとある新人パートの学び
弊社で制作しているようなアルミケースを見ると、個人の方の多くは「ジュラルミンケース」と思われる方がいるようです。「ジュラルミンケース」と「アルミケース」は、日常会話では同じような意味合いで使われることが多いと思います。
私自身も三研工業で働いていなければ何もわからず、ジュラルミンケースと思っていました。
ジュラルミンケースも一般的なアルミケースもよく似ているように思いますが、素材の性質などに明確な違いがあります。
- アルミとジュラルミンの決定的な違い
最大の違いは、「純粋なアルミニウム(または一般的なアルミ合金)」なのか、「それに銅やマグネシウムなどを加え高い強度のアルミニウム合金」なのかという違いです。
・アルミ(アルミニウム):軽量で錆びにくく、加工しやすいのが特徴です。ジュラルミンに比べコ ストを抑えられ、汎用性が高く一般的な収納ケースや建材など広く使われています。
・ジュラルミン:アルミニウムを主成分にし、銅やマグネシウムなどを添加して鋼材並みの強度に高めたアルミ合金です。鋼材より軽量で、強度が強いため、よく知られているのが航空機や精密機などで広く使われているアルミニウム合金になります。
アルミニウムを主成分にしている板を使用しているためアルミケースに分類されます。
2.三研工業のアルミケース
三研工業では主にアルミ・ポリエチレン・アルミの積層構造となっているAPA🄬積層板材を使用しています。
最初にこの積層板を使用してアルミトランクケースを制作したのが三研工業です。
APA積層板は弊社の商標登録です。
APA積層板の特性
・軽量性:構造材料の中で軽量性に優れている。
・防火性能:準不燃材および難燃材に認定されている。
・断熱性:サンドイッチ積層構造により、高い熱貫流抵抗を持っている。
・耐水性:鉄材や木材に比べ優れた耐水性を有し、アルミニウム板と同等の耐水性を有している。
・振動減衰性:サンドイッチ積層構造により、優れた振動減衰性を有している。
(三井石油化工學工業株式会社 プラニウム パンフレットより引用)
収納ケースを使用されている企業様やケースを製造されている企業様にとっては常識的なことだと思いますが、ケースについて日常的に関りがないと知らないことがたくさんあるということを今回学びました。